ピーリングには、大きくわけて2つの方法があります。ただ表皮だけを剥ぐ方法と丸太の辺材 部も一部剥ぐ方法です。前者のほうが水に強いと思われますが、人それぞれの方法で行っています。 作業のはじめは、丸太のピーリングからはじめます。カラマツなどのマツ類の根元部分の皮は 、鬼皮といって厚みがあるのが特徴です。70年、100年となるにしたがって厚くなっているので、 それだけよけいにピーリングに時間がかります。アックス（斧）、ドローナイフなどでまず荒皮を 取ってから仕上げますが、ケレンナイフ（全国ログハウス振興協会にて取扱っています：3,000 円程度）を使用することによって、よりはやく楽に行えるようになります。 移動は主にクレーンによって行いますが、反転などの小移動は木返し（林業家、製材所などが 使う）やテコの利用などによって行います。
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