■屋根 |
垂木は母屋間のスパン、断熱材の厚み、仕上げ材、瓦、カラーベスト、シングル、軒の出などによって大きさも 決まってきますが、ログの場合は雨露がなるべくかからないように長く出すほうがいいでしょう。 しかし、風当たりも比例して大きくなるので、垂木なども太くしておく必要があります。金物での堅結は必ず行う ようにします。 母屋ばなや垂木を大きく出すことによって、室内が暗くなることから、天窓やドーマーをあけて明かりを取るこ とが多いですが、雨じまいも十分に注意が必要です。 垂木を化粧で見せる場合、母屋、棟木、隅木も化粧の仕上げとなるので、その時はその材の上端に天井材の厚み +1mm厚さのスペースボードを前もって取り付けておけば、軒天や内部天井の作業がスムーズに進みます。屋根じま いに相当の時間がかかってしまうことを考えると、屋根をパネル化すれば、高所で危険度も少なく、雨にも対応で き、屋根じまいも早く片づきます。 |