経年変化と比強度
法隆寺の五重の塔がなぜいままで崩壊せずに持ちこたえられたのか。 ひとつの理由に強度があげられる。 木材の種類によりますが一般に針葉樹は伐採してから数十年から数百年 までの間、強度が増加する。檜は伐採後600年ぐらいが強度的に 最強であとは徐々に弱くなり1200年ぐらいで、伐採時の強度となる。 通常の素材、物質では出来たときが一番強いが、あとは弱くなる一方 だが、木材の場合は神秘としかいいようがない。
重さ当たりの強度
第一次世界対戦の飛行機は、その当時最強の材料として木材を使った。第二次世界対戦でも英国の名戦闘爆撃機モスキートはオール木造でした。また世界最大の飛行機も木造でした。その後ジュラルミン、チタンが開発された。つまりジュラ ルミン、チタンが開発されるまでの重さあたりの強度は木材が一番であったということです。
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モスキート戦闘機 イギリス | ヒューズH−4 ハーキュリーズ アメリカ |
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