3.作業
3.23 サドルノッチ
ノッチのカットの方法は、ラウンドノッチとほとんど同じで、スカーフをいれるだけです。このノッチはチェンソーの操作も直線部分がほとんどです。カットの時間もかからず、ノッチ部の狂いも少ないので、最近はこのノッチを使うビルダーが多くいます。
3.24 スカーフの入れ方
ログのノッチ部のセンターラインより、直径の両方向に1~1.5cmくらいをマークし、そに中心からログの長手方向に約15~20cmの所を両方ログの横にマークします。これらのマークの2点と下のラフノッチの最上部を結ぶ点を楕円形にスカーフのカットを行い、ブラッシングのあと、曲面カンナまたはサンダーで仕上げを行います。角度はログの径によりおのずと決まりますが、上の丸太のノッチのカットをしやすくするために、カツト面が一直線になるくらいがいいでしょう。
スカーフのカットによってノッチ部が細くならないように(ノッチ部が弱くなる)心がける注意が必要です。
