dot
施工マニュアルtopに戻ります 前のページに戻る 次のページに戻る

ログハウス施工マニュアル

3.作業

 3.5 セッティング

基礎の上に土台を敷くのが普通ですが、直接ハーフログを使う場合と、ハーフログを使わずに基礎あるいは土台をハーフログの高さだけ下げて施工することもあります。また、ネコ土台基礎パッキン方式を取り入れ(基礎と土台またはハーフログが接していない)防水、通気口の役目をする方法もあります。いずれにせよ、まず土台を基礎にアンカーボルトで緊結しておきます。


 丸太はX軸Y軸各々、末口は末口、元口は元口と同じ方向に積んでいく方法(下図)とまたその逆があります。
ラウンドノッチで積む場合は、丸太は必ず太い丸太から(ログウォールの下から)先に使うようにしないと、オーバーハングがおこります。また、玉切りは5~10cmぐらい長めにカットして、ログエンドをデザインすることも計算しておきます。


土台あるいはハーフログ下面に、チェンソーで10~15mmの深さで外部に水きりラインを入れておきます。

 土台、ハーフログ、シルログには防腐剤を塗っておきます(ただし注入材を使用していない場合)。
 丸太は真っ直ぐのように見えても曲がっている場合があります。曲がりログのセットは全て曲がりを外部側(在来木造の横架材の場合は上にむくらす)に45度傾けてセットすると、曲がり部分が半減して部屋も広く使えます。