3.作業
3.36 シーリングビーム(梁)
耐力壁の入らない所でロフトの床、母屋束などの重量を支えるため、また耐力壁が内部や外部に動かないようにするために入れます。2本3本と重ねて入れることもありますが、この場合グルーブカットは不要ですが、交差式ではノッチの加工が必要です。ロフト梁の時、天端は平たくならしておきます(ロフト床高さの調節)。
3.37 小屋組
ログの外観は、屋根の形とログエンドのフレアーカットで表情が決定されます。また、前にも述べたように、軒の出の長さや勾配も急ですので、風圧にも十分耐えるようにしておくべきです。
ログの小屋組には在来の和組の方法と、トラス構法やマンサードなどがあります。さらにトラスにも次のようにさまざまなトラスがあります。
3.38 マンサード
マンサードもよく使われています。マンサードはロフト面積を広く使うためや、外観上小屋部でオーバーハングした小屋とすることもあります。ログハウスはたいていの場合、小屋は露出した形ですからサンダーなどで丁寧に仕上げます。