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ログハウス施工マニュアル

3.作業

3.46 設備
〈配線〉
配線はなるべく垂直に入れることが望ましいので、ログウォールのグルーブの中に入れることもあります。この場合、通しボルト穴に配線すると漏電など大変な事態となる恐れがあります。配線専用の穴を施工のとき計画的に配置することが望ましい。また、メンテナンスの面からも避けたほうがいいでしょう。


1.ログにあらかじめドリルで穴をあけておく。
2.キーウエイの利用。
3.間仕切り壁中の利用。
4.床下や天井裏の利用など。

すきまが生じないよう

〈配管〉
給水、給油、電気、ガスの配管なども自由継ぎ手の利用や床下などで余裕ある形を取っておかなければなりません。
耐力壁内の配管は危険ですし、メンテナンスもできません。
3.47 住宅機器類の取付け
風呂桶、洗面台、釣り戸棚などの住宅機器を、タイルやログ(丸太)に取り付ける場合は、全てセトルダウンがあることに注意します。
3.48 煙突設備など
煙突は、普通暖房用のストーブのためのものですが、屋根のアクセサリーとしてつくる人も多くいます。積雪地方ではスキーを取り付けるなどして煙筒にかかる圧力でこわれない対策が必要です。
煙突もセトルダウンを考慮に入れることを忘れないようにしましょう(屋根がセトルダウンによって下がってくる)。
断熱煙突は、二重煙突をおすすめします。高価ですが、安全性(防火)、耐久性(酸化)などの優れた点を考えると、長期的には経済的といえます。

すきまが生じないよう すきまが生じないよう

積雪地方では防雪のためスキーをとりつけることがあります。